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【はじめての方へ】開智望小学校のブログのご案内

<Q1>開智望小学校の概要について知りたい!

→学校パンフレット電子版(PCでのみ閲覧可)

https://sgate2.e-manager.jp/book-view/view/bookNum/39/memberNum/0/groupNum/1G

 

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子どもたちだけで創り上げた開智望発表会が終わりました。

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

"自分で考えなさいよ!それが探究でしょ!" 探究型学習の開智望小学校に行ってみた。

 

2月に来ていただいた探究系の塾の先生の視察レポートです。

 

tanQfamily |​ 探究学習でやる気を育てる

 

外部の方から探究の授業や算数の様子を書いていただきうれしい限りです。

 

・開智望発表会が終わりました。

 

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舞台袖から見ている教員としてはハラハラ・ドキドキでした。

 

今回のブログでは新入生の方々、そして志願者の方のアンケートを一部ご紹介いたします。

 

子どもたちには「君たちの伝えたかったことはきちんと伝わったよ!」と明日言ってあげたいと思いました。それにしても子どもたちには無限の可能性がありますね。

 

その可能性、すなわち「僕たちはここまでできるんだ!だから先生たちも、もっとちゃんとしてよね!」と言われたような気がした2日間でした。

 

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それぞれのHomeの当日の様子はデイリーブログの方でご紹介いたします。

開智望発表会で構想力を育てる

いよいよ明日明後日に第2回開智望発表会が迫ってきました。

 

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子どもたちは1年間の集大成をお客様に見ていただくために最後の追い込みをしています。 先日のリハーサルではお互いの劇を見合ったのですが、子どもたちはやはり子どもたちから学ぶようです。

 

今回のブログでは、開智望発表会直前号ということで、その趣旨や内容、そして各Homeの見どころを出来る限りご紹介いたします。

 

目次>

1.開智望発表会の目的

2.開智望発表会の内容と各Homeの見どころ

 

 

 

1.開智望発表会の目的

 

開智望小学校は、学習指導要領の内容と国際バカロレア初等教育プログラムを融合させた形で平成27年4月にスタートしました。

 

その柱は大きく4つ。

1.リーダーを育てるための異学年Home

2.国際的な教育としての英語活動

3.確かな知識と汎用性の高いスキルを獲得し深い学びを実現する探究

4.子どもたちが主体的に運営する各種の行事やフィールドワーク

 

今回の開智望発表会は、すべてを包括した形で実施する最後の総仕上げです。

 

(以下 開智望発表会通信より抜粋)

 

・成果ではなく過程を大事に

 劇を見る時に、人は何を見るでしょうか。おそらく、役者の演技や話の展開など、直接目に映るものに集中して見ることが多いと思います。
 しかし、この望発表会でお見せする劇では、もっと見てもらいたいものがあります。それは、こども達がそれぞれの劇を作るまでに努力し、成長してきた「過程」です。
 通常の学校であれば、教員が用意した台本を元に、教員が演技指導を行い、こども達は出来るだけ教員の指示に忠実に演技しようと心がけます。こういった形の方が、優れた「成果」をお見せするには向いているのかもしれません。
 しかし、ただ与えられたものを表現するだけでは、もったいないと我々は考えています。今まで探究を中心に学んできた知識や概念的思考を活かせば、さらにレベルの高い活動がこども達にはできるはずです。各homeでは実際に、文字通り一から子ども達が劇作りを行っています。
 今回の劇を通して発揮したい、さらに伸ばしたい力については、下の表にまとめてあります。また、それぞれの学年の役割や評価についても記載しておりますので、ご確認ください。
 3月12日(日)に保護者の皆様に劇をご覧いただく際には、台詞一つひとつに込められた思いや背景が伝わるように、こども達と劇を完成させていきます。今後ご家庭にもお願いすることが出てくるかと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。

 

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そして、各学年の役割は次の通りです。

 

●3年生の役割(The role of 3rd grade)
  主題づくり (Making a theme for play)     
  全体のリード(Leader of all)      
  討議をまとめてプロットを作る
(Settling discussion and making a plot)
  演出・振付 (Direction and choreography)

●2年生の役割(The role of 2nd grade)
討議をまとめて、シナリオ作り
(Settling discussion and making a Scenario)

●2年生・1年生の役割(The role of 1st and 2nd grade)
セリフづくり・キャスティング(Making of lines and casting)
   衣装づくり・セットづくり (Making of clothes and sets)

● Assessment
Final aimがAssessmentのポイントであり、演劇の「出来栄え」は
Assessmentの対象にはならない。
(The object of the assessment is “finals aim” and is not the
workmanship of the drama.)

 

2.開智望発表会の内容と各Homeの見どころ

 

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・A1の劇を通して伝えたいこと

大せつなもの(たからもの)は、かたちがあったり、目にみえるとは、かぎらない。
なかまをおもう○○○○な きもち!!(子どもたちより)

 

・A1の劇の見どころ

 海賊たちのエッセンシャルアグリーメントや最後の歌が必見です!

 

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・A2の劇を通して伝えたいこと

わたしたちは、 みんなにみためでかってにきめるんじゃなくて、しらべたりしてから、みたほうがいい、ということをつたえたくて このげきをやります!(子どもたちより)

 

・A2の劇の見どころ

バレリーナの動きを意識したキリーという特別な蚊の動きに注目してください。

探偵が仮説を立てて、推理しながら真実を発見していくところも必見です!

 

 

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・B1の劇を通して伝えたいこと

 One For All,All for Oneを1年間大切にしてきました。赤おにも青おにも全員が最後には笑えるためにはどうしたらいいのか、知恵を出し合っている様子をご覧ください。

 

・B1の劇の見どころ

赤おにと青おにがお互いを思いやる場面では、 Carng、青おにがそれまでの行動を考える場面では、Reflective、赤おにが村人とな かよくなろうとしているところはRisk-taker、赤おにの話に一生懸命耳を傾ける村人 は、Open-mindedなどとそれぞれの特徴をとらえ考えていました。こうしたLearner Profileを意識した演技が見どころです!

 

 

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・B2の劇を通して伝えたいこと

友情や信頼について皆で考えました。その結果、自分が成長することで、みんなの役に立てることが友情や信頼なのではないか、という考えにいたりました。 少しずつ「欠けている」部分を持つ登場人物の成長を通して友情や信頼とは何か考えていただければと思います。

 

・B2の劇の見どころ

3つのキャラクターが太陽、風、雲との掛け合いを通して成長するところです。

それぞれが自分の苦手な所に気づいて成長していく様子に注目してください。

 

泥棒の登場シーンも必見です!

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・C1の劇を通して伝えたいこと

 じぶんとは ちがう人や 生きものとも いっしょに生きていくためには コミュニケーションと ゆう気をだすことが、ひつよう! 

 

・C1の劇の見どころ

様々なダンスや歌など、特に表現活動に力を入れて準備してきました!イキイキとした動きや表情にご注目ください!

 

 

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 ・C2の劇を通して伝えたいこと

一人ではできないことも仲間と協力すればできるということ

 

・C2の劇の見どころ

声色や間をとったセリフ回しです!

 

 

 

 以上です。ぜひお楽しみください!

開智望小学校2年生最後のプレゼンテーション:Summative Assessment

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

・2年生最後のプレゼンテーションの様子です。

これから2班の発表を始めます。

タイトル、開智望小学校というコミュニティについて。

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目次、1もともと知っていたこと。

 

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※開智小学校も探究型の学びはありますが、授業として[探究]の時間がないということを子どもたちは伝えたかったようです。

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こちらの発表の様子は、以下の説明会などで詳しくお伝えしようと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

-説明会情報-

2017年3月5日(日)に東京の聖学院小学校にて城北・埼玉・千葉・茨城地区私立小学校合同説明会に開智望小学校も参加いたします!

 

✓城北・埼玉・千葉・茨城地区私立小学校合同説明会HP

www.shiritsushou-is.com

次回の学校説明会では「東大・京大・高校単身留学の子どもを育てた母」母学アカデミー学長河村京子講師をお招きし、講演会を行っていただきます!

 

✓河村京子講師HP

haha-gaku.com

 

✓第1回学校説明会 予約フォーム

docs.google.com

開智望流、思考力・発信力を育てる「全員発表」! その2

こんにちは。開智望小学校の五木田です。

今回は前回のブログの続きです。

kaichinozomi.hatenablog.com

前回のブログでは私の受け持っているクラスはどの教科でも、毎時間、全員が発表することができ、全員発表を行った時の効果をお伝えいたしました。
今回は「どのようにしたら積極的に全員が発表できるか」というテーマでブログを書かせていただきます。

今回のテーマで読者の皆様にお伝えしたいのは、
この学び方は学校教育だからできる学びであり、テストの点数だけでなく、主体性や論理的な思考力、想像力などは学校教育だからこそ伸ばせる力だということです。


<全員発表までの仕掛けーオープンエンドな問いー>
どのような課題、質問にも全員発表を行うわけではありません。
今回は1年生の「たぬきの糸車」という物語を例にとってご説明いたします。

 

 

物語の冒頭には次のような文章があります。

 

むかし、ある山おくに、きこりのふうふがすんでいました。山おくの一けんやなので、まいばんのようにたぬきがやってきて、いたずらをしました。そこで、きこりはわなをしかけました。        

 

まずは「むかし、ある山おくに、きこりのふうふがすんでいました。」という文章だけを抜き出し、分解します。

 

この一文を子ども達は以下のように分解をしました。

 

むかし/ある山おくに、/きこりのふうふが/すんでいました。

 

そこで子ども達はメモにここから想像できることを書き、お互いの意見を見合います。

そしてお友達の意見をみて、いいと思ったら自分の意見に反映させたりします。

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お友達の意見と自分の意見を心の中で対比し、選択することで常に多様性の中に身を置き、自分の意見を更新していく姿勢が身に付きます。

 

また、自分の意見とお友達の意見が同じであれば、自信にもなり、発表する勇気も持てます。

 

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<実際の子ども達の思考>

この分解された文章の一部分を根拠に子どもたちは

 

「山おくだから、人があまりいないんじゃない?」

「きこりということは、周りに木が多いところにすんでそうだね。」

「木が多ければ日中はあまり日が当たらなそうでさむそうだね。」

 

といった想像力を駆使した発言をします。

 

次に「山おくの一けんやなので、まいばんのようにたぬきがやってきて、いたずらをしました。」を分解し、同じように想像します。

 

「たぬきができるいたずらだから、食糧をぬすんでしまうことかな」

「それともおどかしたりすることかな」

「たぬきが毎日するいたずらだから、きこりの夫婦が死んでしまうようないたずらではないと思う」

といった意見が出てきます。

 

そうすることで、書かれている文章を根拠にしつつ、子ども達は「論理的な想像」を巡らせます。

 

このように世界観を理解することで登場人物の行動や心情をより深く理解することができます。世界観を想像する機会を毎日もつことで、高学年になった時、行間を読めるようになります。

 

<大学生になった時に>

自分自身の専門を持ち、大学などで研究をしたりすると必ず「古典」「名著」と呼ばれるものに触れる機会があります。また、以下のようなブックガイドが出版されている通り、高等教育の恩恵を享受するには以下のような書物を自分なりに理解し、解釈する力が不可欠です。(ちなみに、以下のようなブックガイドにはドストエフスキーカラマーゾフの兄弟マックス・ヴェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神などが紹介されています。)

 

www.amazon.co.jp

 

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「自分の子どもがどの高校・大学に入るか」という問題は保護者の皆様であれば誰もが考える問題だと思います。

 

しかし、私は「大学生になった時に、様々な書物を自ら読み、理解し、解釈できる力があるか」どうかが非常に重要な問題だと思います。

 

有名大学に合格したとしても、自分自身の専門を見つけられなかったり、自分自身の専門性を高める素地がなければ有名大学で学ぶ価値も半減してしまいます。

 

なので幼少期から主体的に本の世界に主体的に入り込み、楽しさを知り、器を大きくしていくことこそ、生涯学習者としての素質だと考えています。

 

冒頭に書かせていただいた通り、全員発表は学校教育だからできる方法であり、学校教育だからこそ主体性や論理的な思考力、想像力を育めると考えます。1冊、1行を読み込み、自分の考えを更新していくためには自分の意見をもち、多様な意見と対比する機会が必要です。

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(全員が自分の意見を持てるので、1年生ながら400字詰め原稿用紙にびっしりと自分の考えを書くことができます。)

 

 

1年生なりに自分の意見を持つことができる開智望の子ども達。

彼らが大人になった時どのような主体性、論理的な思考力、想像力を持った大人になるのか今から楽しみです。

 

 

-説明会情報-

2017年3月5日(日)に東京の聖学院小学校にて城北・埼玉・千葉・茨城地区私立小学校合同説明会に開智望小学校も参加いたします!

 

✓城北・埼玉・千葉・茨城地区私立小学校合同説明会HP

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次回の学校説明会では「東大・京大・高校単身留学の子どもを育てた母」母学アカデミー学長河村京子講師をお招きし、講演会を行っていただきます!

 

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2重跳びは人生の縮図?:GRIT(やり抜く力)と縄跳びのお話し

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

 

・2重跳びができたよ!

 

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私は子どもの頃縄跳びが大の苦手でした。

運動神経には多少自信があったものの、大縄跳びや縄跳びが苦手でした。

昨年は子どもたちに「のぐ、一緒に縄跳びしよう!」と言われつつ逃げ切っていました。

 

しかし、さすがに今年こそは跳ぼうと決意し、練習に励みました。

3学期の体育では縄跳びにチャレンジしています。

 

子どもたちの反応は真っ二つ。

 

休み時間のたびに縄跳びを練習する子

全く縄跳びを練習しない子

 

 

 

そして、両者は綺麗に分かれます。

 

・休み時間のたびに縄跳びを練習する子→2重跳びが跳べる子

・全く縄跳びを練習しない子→2重跳びが出来ない子

 

できる子はどんどん練習し、できない子は練習をそもそもしたがらない。

 

・GRIT(やり抜く力)と縄跳び

 

 

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

やり抜く力 GRIT(グリット)――人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける

 

 

 

この本には、以下の図が載っています。

 

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才能×努力=スキル

スキル×努力=達成

 

これはそのまま2重跳びにも当てはまります。

 

子どもの頃の私は、努力をしなかったんです。そして、スキルが育たない。

だからこそ、達成ができない。

 

小学生時代までに乗り越えたい壁ってありますね。

 

逆上がり、水泳、自転車に乗る。

そして、2重跳び。

 

これらの壁を乗り越えられるかどうかで今後の人生の壁を乗り越えられるか、

多少影響を及ぼすのではないでしょうか。

 

・Gritを育てる大人のかかわり方

 

私は縄跳びを練習する子にこう声かけをしていました。

 

私が跳べない頃「一緒にがんばろ!」

私が跳べるようになった頃「もうできたじゃん、1回」

 

実は、うそなんです。跳べてなくても「もうできたじゃん!」と言います。

すると子どもって不思議です。跳べるんです。その30秒後くらいに。

 

3年生のある子は「2重跳びは、できると思って跳ばないと永遠にできない」と深いことを言っていました。

2年生のある子は道具に頼って「2重跳びが跳べそうな縄跳び」を用意して、跳べていました。

 

達成するまでには、

才能×努力=スキルという苦しい途中段階のフェーズがあります。

 

それを乗り越えるためには、大人である私たちの肯定的声掛けや信じて待つことが大切ではないでしょうか。

 

才能×努力=スキル

スキル×努力=達成

 

これをぜひ覚えてみてください!

 

 

 

(以下、替え歌)

みみずだっ~て、おけらだっ~て、あめんぼだっ~~て

 

英語だっ~て、プールだっ~て、マラソンだっ~~て、

みんなみんなやっているんだ

できる子たちは

 

今回は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

開智望小学校の家庭学習の様子:こうして概念は形成される

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

・探究は続くよ、どこまでも・・・

 

まずは、こちらをご覧ください。

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1年生の男の子が家庭学習ノートに漢字辞典でカブトムシについて調べてきました。

「とってもいいことが分かったね!じゃあ、明日はクワガタについて調べてみよう!」

私は声をかけました。

 

すると、翌日はこんなノートが提出されました。

 

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絵がついていて目に見える特徴(Form)がしっかりと捉えられています。日ごろから色、形、大きさを丁寧に観察しているので、秀逸な絵ですね。

 

その翌日は、

 

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私に認められてやる気を出したのか、ご家庭でフォローいただいているのかわかりませんが、彼の探究は止まりません。

 

次は、ホタルのことを調べてきました。ここで私はこう思いました。

(しめしめ、いい方向にきた!前に子どもたちとホタルを探究した時のことを思い出したな。あっちに行くといいな・・・)

 

そして、次のノートです。

 

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お父さんとのスキーのお話しがありましたが、

「ほたるがなぜ光るのかしらべてみよう!」が私のコメントです。

 

そして、さっそく、この子はタンパク質にたどり着きます。

 

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右下の図が秀逸ですね。

そして、すかさず私からはクラゲの話につなげました(Connection)。

 

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こうして最初はカブトムシから始まった家庭学習ノートがホタルやクラゲを経て、タンパク質という抽象に行きついたのです。これは1年生のノートです。

 

タンパク質という概念は通常の発達心理学的には5年生以降の形式的操作ができないと捉えられないはずです。もちろんこの男子もどこまでわかっているのかは微妙です。

しかし、こうした毎日毎日教員と子どもで細かくやり取りをすることで、だんだんと子どもの脳みそを耕せる(概念が形成される)ということがわかりました。

 

さて、明日はどんな家庭学習ノートが届くのかとっても楽しみです。

 

開智望流、思考力・発信力を育てる「全員発表」! その1

こんにちは。開智望小学校の五木田です。

今回は「一日一回、必ず自分の意見を発表する、開智望小の子ども達」というテーマを二回に分けて書かせていただきます。

 

まず、最初にこちらの画像をご覧ください。 

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これは1年生から3年生までの授業風景です。私の授業ではどの教科の授業でも一日に一回、全員発表という時間を設けています。読んで字のごとく、必ず全員が自分の意見を言う時間です。

 

発表が得意な子も発表が苦手な子も全員が発表する機会を必ず持ちます。

 

なぜそのようなことをするかというと

 

①自分の意見を持ってほしい。

②自分の意見を伝えられる人になってほしい。

③他人の意見を理解し、多角的な視点を持ってほしい

 

という目的があります。

-全員発表を通して子どもが変わったこと-

①恥ずかしがり屋でなかなか発表できなかった児童が積極的に人前で話せるようになった。

ある1年生の女の子は人前に出ることがとても苦手だったそうです。1学期は全員発表をしてもどうしても発表できないことも多々ありました。

しかし、この授業方法に慣れてくると人前で話す楽しさ、人に自分の意見を伝える楽しさを知りました。

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ある時、お母様に以下のようなことをお話いただくことができました。

 

「もともと幼稚園では親から聞かないと日常のことも話さないような子でした。しかし、望小に入ってから自分からいろいろ話してくれるようになりました。また、授業参観などで自分の意見を発表する自分の子どもを見ることができて嬉しく感じています。」

 

 

 

その授業参観の日にご家庭でも発表できたことをお子様と喜んだそうです。発表できた女の子もとても自信がつき、今では毎日の発表の時間を楽しみにしています。

 

②元々知識欲が高かったが、より多くの知識を得ようとするきっかけになった。また、自分の意見を持つようになった。

2年生のある男の子は、元々高い知識欲を持っていて大人も驚くような知識を持っていました。望小学校に入学してから知識欲がより高まったそうです。

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1年生の時、この男の子は自分が正解だと思ったことしか発表できませんでした。優等生にありがちな「間違うことを恐れてチャレンジできない」状態です。

 

 

しかし、全員発表を行っていると「求められているのは一つしかない正解ではなく、一人ひとりの意見だ。」ということに気づきました。

 

 

それに気づいてから「僕は〇〇を知っている」という意見から「僕はこう思う。」という意見が増えました。また、お友達の意見をより深く理解しようとし始めました。その結果、より多くの知識を得るきっかけになり、さらに知識欲が高まったそうです。

 

現在その男の子は環境問題に興味を持ち、小学2年生ながら水素自動車について調べたこと、自分の意見を毎日私に話してくれます。様々な知識に裏付けられた意見を聞くことができるので、大人の私も大変勉強になります。

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③論理的に考える・話す習慣がついた

2年生のある男の子は自分の意見に根拠づけをするのが苦手でした。しかし、発表を繰り返すうちに「思っていることをいっても伝わらない、なんでそう思うかも伝えないといけない」という風に考え始めたそうです。

その結果、発表するときは「なんでかっていうと~だと思うから」というように理由をつけて話すようになりました。発表するだけでも素晴らしいと思いますが、その発表にはしっかりとした「論理的思考」に裏付けられた発表になっています。

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この男の子は将来、深海の研究者になりたいという夢を持っています。難しい本も「論理」という言葉の仕組みを理解し始めた頃から少しずつですが読めるようになってきていました。

 

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次回のブログでは「どのようにしたら全員が自分の意見を持てるか」という視点で記事を書かせていただきます。

 

-説明会情報-

2017年3月5日(日)に東京の聖学院小学校にて城北・埼玉・千葉・茨城地区私立小学校合同説明会に開智望小学校も参加いたします!

 

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中学入試の問題を望小の3年生の授業で扱うと…

算数科を担当しております、峰岸です。 

 

先日のDaily Blogでも取り上げましたが、

望小で普段から意識している「探究的な学び」が、

小学校3年生でも中学入試相当の問題に対応できることを

こちらで紹介したいと思います。

また、小中高一貫教育として縦の学年のつながりを

意識した学びであることも、ご覧いただきたいと思います。

 

改めて、今回取り扱う問題は、以下の問題です。

  何人かの子どもに1人16枚ずつカードを配ったところ

  8枚足りませんでした。10人の子どもが加わったので、

  今度は1人12枚ずつ配ったところ24枚余りました。

  カードは全部で何枚ありますか。(出題:明治大付明治中)

 

様々な角度からこの問題を解くことができます。

中学入試の問題という特徴からいえば、

入試問題を解くためのテクニックとして学ぶ、

○○算の1つとして、「過不足算」ととらえることができます。

そうすると、配る人数と配る数が変わったことが、

前半と後半の配り方の「差」となった点に注目するわけです。

 

中学入試では、こうした思考系の問題を、

線分図・面積図などの図で問題の状況を表し、

計算をすることにより、類似の応用問題でも

対応ができるようになる・・・

こうして解ける問題のレベル差が生じます。

 

こうした学びをしていない望小の3年生は、どのように解くか?

普段の学びは「探究型」「習得型」「反復型」を通じて

理解を深めている子どもたち。

自分の経験のない問題への対処は、探究型の学びで、

「仮説を立てて検証する」というやりかたが一番ではないでしょうか。

 

つまり、適当に人数を決めてしまうわけです。

よくわかりませんから、30人くらいにしてみましょう。

(実際、本当に適当に何人と決めてよい)

 

そうすると、

 前半の配り方:16×30-8=472

 後半の配り方:12×40+24=504

この結果、個数のズレは、504-472=32個となります。

ズレてしまったので、人数が違う。

では、この検証結果をふまえて、1人人数を増やしてみよう!

こんな風にまた仮説を立てて、検証するわけです。

 

 前半の配り方:16×31-8=488

 後半の配り方:12×41+24=516

今度は、個数のズレは、516-488=28個となり、少し減りました。

お!なら、もう一人増やしてみる…

 

 前半の配り方:16×32-8=504

 後半の配り方:12×42+24=528

個数のズレは、528-504=24個となり、さらに減りました。

 

この減り方に注目すれば…

 30人 → 32個ズレ

 31人 → 28個ズレ

 32人 → 24個ズレ

…これは、規則的にズレの個数が4個ずつ減っている!

ならば、この個数のズレが0個になるのは、24÷4=6、

つまりあと6人増えればよく、32+6=38人とわかるわけです。

こうして、人数が決まれば、結果の確認として、

 前半の配り方:16×38-8=600

 後半の配り方:12×48+24=600

どちらで配っても同じ600個となり、これが答えというわけです。

 

大人の皆さんは、このような発想ではなく、

中学の数学を使えば、子どもの人数を文字でおいて、

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と、解きますよね。

この式、先ほどの仮説検証型の解答と見比べれば、まさに

「個数のズレがなくなる。すなわち『前半の配り方=後半の配り方』」

という式を立てて、得られた方程式を文字について解いている。

こういう仕掛けになっているのですね。

 

子どもたちには、自分たちが今できる解法で解いてもらいました。

そして、その先に、中学校で習う方程式があるということにも触れました。

 

中高一貫教育であれば、何も中学入試のために

外部の塾などで学ぶ「○○算」を機械的に覚えなくても、

十分探究的に問題を解くことができ、

なおかつその先にある数学の領域まで意識できるのです。

 

勿論、普段から探究でも用いている「Perspective」を意識し、

図を使って解答できるような、多面的な思考も養います。

そのような解き方をマスターすることも、算数の面白さ。

 

そして、こうした入試問題のような文章題は、

問題文から「わかる条件」を整理したり、

「自分が解法に使える道具」を考えたりしながら、

論理的思考、数学の領域で言えば「論証」

につながるような力を身につけていきます。

 

子どもたちは、チャレンジし、達成感を味わい、

視野を広げ、まさに自分の理解を構築していくのです。

 

いかがでしょうか、一貫校ならではの、縦の学年を意識した学び。

望小の子どもたちは、中学入試を経験するわけではありませんが、

中学入試には思考力を鍛える面白い問題がたくさんあります。

こうしたものも扱いながら、子どもたちは楽しく、

そしてしっかりとした算数・数学力を身につけていきます。

 

今後も、こうした学びを紹介しながら、

望小での算数の取り組みのイメージを

つかんでいただきたいと思います。

 

どうぞ、お楽しみに!

開智望小学校の劇づくり~2年生の女子の成長

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。

いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

・劇づくりの総監督のお話

以下、2年生の女の子=総監督 Sさん

 

Sさん「ママ、私、学年リーダーになれなかった。」

お母さまによると、その後Sさんはポロポロ泣き出したとのこと。

 

お母さまの言葉

「でもさ、3年生になっても、学級委員に立候補するチャンスはあるし、今回なれなかったのはSに何が足りなかったのか考えるいい機会じゃない?!」

「ところで、なんで学年リーダーになりたかったの?」

 

Sさん「みんな全員がケアリングして、協力しあって、仲良くすごせるクラスにしたい!」

 

お母さまの心境「保育園では、おとなしかったSさんがリーダーに立候補するなんて・・・想像もしていなかった」

 

Sさんは、とても明るく元気に学校に通っています。私とのコミュニケーションノートの中で算数の問題を解いてみたり授業中みんなで考えたい問題を作ってきたりします。

 

私は3学期の学年別リーダーを選出するときに、他の学年の推薦で選出しました。

残念ながら選ばれなかったSさん。劇づくりでは何かしらのリーダーをやってほしいと願っていました。

 

・総監督の仕事とは?

 

開智望小学校では開智望発表会を行います。今年度は3月です。ゼロから劇を作ります。

 

3・2・1年生が一緒に劇を作るのは並大抵ではありません。

主役、ナレーター、様々な配役を決めています。

 

まずはブレインストーミングでどんな話にするか考えてから、

主題、プロット、セリフと考えていきます。

 

私のクラスでは、ストーリーとプロット、配役がだんだんと決まってきて、つい先日台本バージョン1が完成しました。

 

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このスライドを使って先日の説明会でも私のクラスの劇についてお話ししました。

 

主人公のユウキくん、そしてナナミちゃん。

※ユウキくんはRisk-TakerのLearnerProfileから来ています。

 

ある日ナナミちゃんは、のぞみちょうに引っ越してしまいます。

引っ越してしまってから半年経った頃、ナナミちゃんからバレンタインのチョコが届きます。

どうしてもお礼がしたいユウキくんは秘密の森を抜けて、ナナミちゃんに会いに行きます。

しかし、その秘密の森には恐ろしいヘビがいます。果たしてユウキくんは恐ろしい森を越えて、ナナミちゃんに再び会うことができるのでしょうか。

 

総監督の役割は、劇全体のプロデュースです。

上記のストーリーを具体化し、それぞれのセリフとテーマの整合性を図ります。

 

劇づくりでは最初に全員でセリフを作りましたが、最後の仕上げは有志数名で完成させました。

 

その時、冒頭に登場したSさんは、こんなことを言うのです。

 

Sさん「ねえ、のぐ。みんなに見た目で かってに 決めるんじゃなくて、しらべたりしてから、見た方がいい、ということを伝えたくても この劇をやりました!って最後にナレーターが言った方がいいんじゃない!?」

 

私は本当にびっくりしました。2年生がこんなこと言えるのか、と。

 

・セリフと主題

 

この話を通して何が伝えたいのか。それが主題であり、国語の深い読みでは、その主題を掴むことが大切です。

 

これは動物の話しではなくて、人間にどんなメッセージを伝えたいのか。

 

雪わたりを読んで、人と動物の心の交流が理解できれば小学校5年生ではOKですね。

そんな高度な主題理解を2年生の女の子ができてしまっているのです。

 

そして、セリフ作りのラストでは、上記のSさんの想いがきちんとセリフとして具体化されています。

 

本番を是非お楽しみになさってください。

 

本質を考える時は、「もしそれがなくなったら、それでなくなってしまうものは何なのか?」という問いが有効です。

 

会社組織などの本質は「理念」であり、それがなくなったら組織がある理由がなくなってしまいます。その理念を体現するのが社長やリーダーです。

 

総監督とは、劇づくりのリーダーです。大きな声が出せるとか、演技が上手とかそんなものは二の次です。本当に大切なことから目を逸らさないSさん。彼女の今後の成長が本当に楽しみです。

 

ぜひ開智望発表会をご期待ください!