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多様性の息づく守谷・つくばみらいから世界の未来に向かって

 常磐自動車道で北に向かい、利根川を渡ると、両側にうっそうと茂る里山と、その里山の間に広がる水田が見えてきます。外から見ていても気が付きませんが、守谷の里山や水田にはこの地域ならではの様々な希少種の動植物が生息しています。谷和原インターチェンジ常磐自動車道を降り、東に自動車を走らせます。まるで、高原にあるような林を抜けると、両岸の豊かな植生を縫って流れる小貝川を渡ります。ここにも多くの希少種が生息しています。さらに東に走ると、水田が一面に広がってきます。そうです。関東の穀倉地帯です。この地方の水田開発と治水は古墳時代にはすでに始まっています。現在の光景に歴史を重ねながら、岡倉天心の生家にたどりつきました。
 この地域の自然・歴史・農業の驚くべき豊かさに目を見張るような思いで、北に向かうと、筑波研究都市があります。素粒子生命科学、宇宙の最先端の研究が行われています。子どもたちの活用できる施設もたくさんあることを確認して、守谷市に戻ります。つくばエクスプレス守谷駅周辺は宅地開発が進行中です。つくばエクスプレスにより都心と直結することとなったこの地域では、新しい街の建設をリアルタイムで学ぶことが出来ます。
 西に向かいましょう。守谷市役所を通り過ぎるしばらく行くと、近代的な工場が見えてきました。
 この地域は、豊かな自然と最先端の科学技術、古い村落と近代的な街、かつての交通手段だった運河と新しい交通手段、農業と工業とが同居する、あたかも「日本の縮図」とも言うべき地域です。
多様性」という言葉が浮かんできました。メディアの提供する「バーチャルな多様性」ではなく、生命を持った実体のある「多様性」がここにあります。「多様性の理解と尊重」こそ、新しい時代を担う教育の目的に違いありません。「この地域こそ、新しい教育を行うにふさわしい場所だ」私たちはそう考えて、この場所に新しい学校を作ろうと決心しました。
 ありがたいことに、守谷市の市長、つくばみらい市の市長、市議の方々も誘致にご協力下さいました。こういうわけで、茨城県守谷市に、開智望小学校(仮称)を開校したいと考えています。
 私たちは、この地で、まったく新しい建物を使って、まったく新しい教育を、日本の教育を変えていこうという志を持った人材を集めて作っていこうと考えます。