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保護者に期待することは何ですか。

 

 

 


6/28(土)の午前中は、開智学園総合部と一貫部の学校説明会でした。
雨天にもかかわらずたくさんの保護者の皆様にご来場いただき心から感謝申し上げます。


私は駅当番でバスに乗る前のご案内をさせていただきましたが、
何度も説明会にご参加いただく顔見知りの方がいて、声をかけていただきました。


●毎週説明会で、先生方はお休みがないですね!

●いつもブログ読ませてもらっています!

 

こうした声は大変ありがたく、またいつでも見られているな!と実感いたしました。

 

 

学校説明会では、理事長や校長の講演後、個別相談がありました。


その中で私が対応させていただいた保護者の方から、

 

「保護者に期待することは何ですか?」

 

 

 

 

こう尋ねられたのです。


何度も説明会に参加し、学校のやりたいこと、方向性、内容は理解しました。
今度は逆に「保護者に期待することを教えてください。」とおっしゃるのです。

 

 

 

私は「はあ」、と考えてしまいました。

 

 

開智望小学校では児童像として、

「生活、学び、志、社会性」を掲げていますので、


まずは、「生活」と答えました。


総合部の1年生に対しても、「自分のことは自分でできるようになってほしい」と常に伝えています。

●持ち物の用意、机の整理整頓、給食をこぼした時に自分から動ける

こうした当たり前のことを自分自身でできるようになっていただけると
次のステップである「学び」に集中することができます。

 


普段の授業や探究活動では持ち物がなければ本人が困ってしまいます。


また、主体的に行動できる大人になってほしいと願っていますが、
その第一歩が「持ち物を自分で用意すること」ではないでしょうか。

 

 

他にもこんなご質問をいただきました。

 

子どもが家で調べ学習などをしている時、保護者としてはどうすればいいのですか。

調べ方が下手なので、ついつい教えたくなります。

 


こちらの質問への回答は私の中では明快です。


「保護者としてお父様はご自分の探究、調べ物をお子様のとなりでやってあげてください。」

 

 


子どもは大人の発言よりも「姿」をじっと見ています。


大人の様子から子どもは学ぶので、付箋で辞書にしるしをつけていたり、
パソコンで調べている姿を見せてあげてください。

 


余談になりますが、


子供が「どうして勉強しなくちゃいけないの?」と聞いてきたら、「うるさい、勉強中だからあとで」と答えよう。(森博嗣


こんな名言がありますね。


私の父親は中高一貫の学校の英語の教員でしたが、
毎日家で勉強している姿を見せられ、一度も「勉強しなさい」とは言われませんでした。


私の家では、勉強することは当たり前であり、歯を磨くことと同じだったのです。

 

 

 

閑話休題

 

大人といいましたが、
これは何も保護者だけが大人なのではありません。


われわれ教師自身も子どもから「姿」を見られています。


●先生、書き順が違う!!!

●先生、二度書き禁止でしょ!


こんなことを子どもから指摘されるようではいけませんね。

 

開智望小学校で探究型の学びを実現するためには、


教師自身が「教育とは何か?人間とは何か?」を探究し、


保護者の皆様ご自身が「人生とは何か?仕事とは何か?幸せとは何か?」を探究する


後ろ姿を子どもたちに見せていく必要があるのかもしれません。