3つのニュースから見えてくる2020年代の大学入試の当たり前!?







こんにちは、開智望小学校準備室広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

今回は、普段の授業から離れて、東京オリンピックの頃の大学入試について考えてみたいと思います。


早速ですが、ニュースの1つ目。

大学入試の新共通テスト、英語にTOEFL活用も
中教審答申案

参照元http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG24H1H_U4A021C1EA2000/

以下、引用。

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中央教育審議会の答申案ポイント
センター試験を廃止し「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」を2021年度入試から導入
○思考力を重視し教科の枠組みを超えた問題を出題
○英語は4技能をバランスよく評価し、外部試験の活用も検討
○各大学の個別試験は小論文や面接、集団討論などで多面的に評価する
○高校生の基礎学力をみる「高校基礎学力テスト(仮称)」を新設する
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各新聞でも大きく取り上げられたので、ご存知の方も多いと思います。

いよいよ、実証主義の知識伝達型の大学入試から、変わるようですね。



そして、2つ目のニュース。

我が国の産業構造と労働市場パラダイムシフトから見る高等教育機関の今後の方向性


http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2014/10/23/1352719_4.pdf


以下、引用。
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1.産業構造が大きく異なるGとLの経済圏が存在。雇用は長期的にはGは漸減傾向であるのに対し、Lは増加傾向・労働力不足が深刻化。
※Gとはグローバル。Lとはローカル。
2.Lの労働力不足を解消するためには、「労働生産性≒賃金」の持続的上昇が必須
3.しかしながら日本の生産性は、欧米諸国と比較しても低水準
4.分野別に見ても、ほぼ全ての分野で生産性が低いことがわかる(対米比)
5.Lの世界の生産性を向上させるためには、L型大学における「職業訓練の展開」が必要
6.職業訓練の高度化を専門学校、専修学校の看板の架け替えに矮小化すべきではない! 極一部のTop Tier校・学部以外はL型大学と位置づけ、職業訓練校化する議論も射程に!
7.L型大学(含む専修・専門学校)では、「学問」よりも、「実践力」を
文学・ 英文学部では、シェイクスピア、文学概論ではなく、観光業で必要となる英語、地元の歴史・文化の名所説明力
8.教員は「民間企業の実務経験者」から選抜し、実践的な教育を実施
9.参考)なぜ「大学で」職業訓練を行うのか?⇒社会生産性(効率性)の追求
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グローバル経済圏とローカル経済圏の2つが現代の日本には存在し、ローカル経済圏の生産性が低いことが問題と筆者は述べています。
その生産性を上げるために、ローカルの大学は、シェイクスピアではなく、地元の名所を英語で説明できる力を養成せよと。
そのためには、大学教授から、民間の経験者が教壇に立つべきであると。


明らかに1つ目のニュースと関係がありますね。


では、3つ目、最後のニュースです。


筑波大学、医学類と比較文化学類でIB入試合格者が出たそうです。

http://ac.tsukuba.ac.jp/examination/goukaku7

http://dl.multidevice-disc.com/dl/1590-d9102ec203115a6f9185feeb56e9ebda

詳しくは、このサイトに書いてあります。


http://ibjpn.com/


いかがですか。

この3つのニュースから見えてくる2020年代の大学入試の当たり前の景色は、どのようになるのでしょうか。

最初のニュースは、探究型の学び、協働型の学びを実践した者と一方的な学びを受けてきた者、どちらが対応できるのでしょうか。

2割のグローバルエリートを育てるために、国はどんどんIBのDPを実施していくでしょう。

意識の高い親たちは、小さい頃からDPを子どもにとってもらおうとインターナショナルスクールに入学させる動きは加速するでしょう。

また、総合商社やコンサルティング会社など、グローバルエリートを養成したいと願う企業側もどんどんIBの学校事業に取り組んでいます。

⇒”世界に必要とされる人の育て方”

http://goo.gl/IJ70gr


⇒【アオバジャパン・インターナショナルスクール】大前研一氏の「BBT社」が子会社化


http://globaledu.jp/aoba-inter-1847.html



そして8割のローカルワーカーを育てるために、大学はさらにTOEFLやTOEIC、そして簿記や宅建などで入学できるようになるでしょう。


こうした動きは止まりません。


このような状況で、果たして英語だけできればよいのでしょうか。


答えのない問題に真摯に取り組み、たくさんの大人たちに知的好奇心を守ってもらいながら、信頼できる仲間たちとグループワークの中で切磋琢磨する。
1つの物事を掘り下げ、結果的に複数の視点を獲得する。こうした国際バカロレアの学びが今後ますます重要になってくるのではないか。

こう思うのは私だけではないはずです。


開智望小学校では、再三お伝えしてきたように、
国際バカロレア初等教育プログラムを導入します。

2020年代の大学入試を見据えた本質的な学びを、実際の小学校でどう実現するのか。

このテーマに少しでも興味がある方は学校説明会に足を運んでいただきたいと存じます。


本日の内容は以上です。

最後までご覧いただきありがとうございました。