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●見たことのない積雪の中たくさん「やったことがない」ことチャレンジしてきました





こんにちは、開智望小学校準備室広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。


前回のブログのコメントでいただきましたように、
我々開智学園総合部2年生は、1/14〜16まで長野県飯山市文化北竜館で
ウィンタースクールを行ってまいりました。







子どもたちは、見たことのない積雪の中、
たくさんの貴重な体験をすることができたのではないでしょうか。

今回のブログは、ウィンタースクールの学びとバカロレアの学習者像を
関連させてまとめてみました。

<参考>バカロレアの学習者像とは?

http://blog.goo.ne.jp/kaichinozomi1/e/dea67526404b1bff33565b07862f0128


1.【Risk-takers】そり体験

できないことができるようになる、そんな体験を「そり」から得た子どもたちです。

肥料を入れていた袋にダンボールを入れて、紐を括りつけて作るそり。
これだけで、十分なくらい頑丈でスピードがでるそり。

スキー場の斜面に子どもたちは3列になり、ワクワクしている子もいれば、
今にも泣きそうな女の子も。


「おしりを真ん中にして、足を広げて、紐を引っ張って、なるべく上を向くんだよ!」
「絶対に手を話してはいけないよ!」

そりは思った以上にスピードが出るので手をついてしまうとケガにつながります。

いつもやんちゃな子たちは「イエーい!」と言いながら颯爽と滑っていきます。
しかし、何人かの女の子たちは、やりたくなさそうです。

案の定、途中で手をつきそうになったり、
体が回転してしまい、斜面の真ん中で止まってしまいます。

「もうやめておく?」と訊くと

「もう少しがんばる!」と言います。

そして、お友だちの滑る様子を見ながら、だんだんとコツを掴んでいきました。

何度か失敗しながらも必死で頑張った結果、最後はきれいなフォームで
斜面の下まで一回も止まらず滑っていきました。


できる子にとっては、何気ないそり体験も、怖がっていた子にとっては、
立派なRiskTakeです。

この先の人生でも、「最初はできなかったことができるようになる」という体験を
たくさんしてほしいな、と思いつつ、子どもたちの背中をそっと押していました。

※挑戦する人(Risk-takers)
未知の状況や不確実な事態に対し、熟慮しつつ勇気を持って取り組み、新しい役割、考え、戦略を探る自立した精神を持ちます。
自分の信念を守るために恐れることなく、明確な態度を示します。

参照:http://www.bi-lingual.com/about_us_0162_j.php



2.【Communicators】人をまとめるのは難しい

子どもたちは、キャプテン・イベント・キッチンなどの係を決めて、その役割を果たします。
活動班ごとに、雪遊びを考えて、実際に遊んだり、クリーンという係が部屋を掃除したり、
全員がそれぞれの場面で「リーダー」を経験します。

普段は、4年生のリーダーに支えられてTeamで過ごしている子どもたちも、
ここでは自分たちで自分たちのことをやらなくては行けません。

各部屋を見まわりしていると、キャプテンが必死に声をかけています。
しかし、布団の上で飛び跳ねていたり、「ズボンがない」とウロウロしている子もちらほら。

ここは、手伝いたい気持ちを必死に我慢して、キャプテンをじっと見守っていました。

「もう、いい加減にしてよ」と感情的になってしまうキャプテンもいれば、
冷静に「ここにあるよ」と教えているキャプテンもいます。

彼らはこうした非日常で、コミュニケーションの難しさ、そして伝えることの難しさを
体感していました。


※コミュニケーションができる人(Communicators)
複数の言語、多様なコミュニケーションの方法を用いて、考えと情報を自信を持って創造的に理解し表現します。
まわりの人と積極的かつ効果的に共同作業を行います。


参照:http://www.bi-lingual.com/about_us_0162_j.php







3.【Reflective】行く前に「振り返り」を書いたら、もっと良かったのかもしれません。

さて、ウィンタースクール中は1日ごとに「振り返り」を書いてから子どもたちは就寝します。

この振り返りを読むのが教員の楽しみでもあります。

振り返ることは学ぶ上でとっても大切なことであり、単なる体験を経験へと昇華させるものです。
その振り返りも、1日疲れ果ててて、ほとんど書けない子もちらほら。

ここは発想を転換して、ウィンタースクールに行く前に振り返りを書けば良かったのかもしれない、
そう思い始めました。


と、いうのも、私は新入社員時代に会議に参加する前に8割議事録を書いておいて、
会議が終わった瞬間に議事録を提出していたからです。

会議ではどんなことが話されて、どんな結論が出るのか、常に予測していましたし、
それによって会議の流れも理解できるようになりました。

これは学校でも応用できるかもしれません。

事前にどんな学びをするのか、その時、どんな感想を持つのか、子どもたちがイメージしてから
ウィンタースクールに臨めば良かったのかもしれません。

これは、何もウィンタースクールに限ったことではなく、運動会でも探究でも部活でも同じです。
以前CMで大学入試の合格発表から逆算して勉強するという内容のものがありましたが、
こういった発想はとても大切ではないでしょうか。


ただ楽しいでは終わらない、事前にどんな学びをするのかしっかりと考えてから行事に臨む。

開智望小学校では、さらに振り返りを大切にして行事に向かっていきます。


※振り返りができる人(Reflective)
自己の学習と経験を深い洞察力をもって熟考します。個人の学習と成長を促すため、自分の長所と短所を評価し、理解することができます。


参照:http://www.bi-lingual.com/about_us_0162_j.php



追伸

HPではすでに告知しておりますが、2月22日に説明会を実施いたします。

ぜひふるってご参加ください。

http://www.kaichigakuen.ed.jp/nozomi/pg9.html