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●1年生の探究『へんしんトンネル』から〜概念的思考「変化」「原因」へ

授業風景





こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。


・「万物は変化する。永遠不変の存在などない」ヘラクレイトス

5月の連休を終えて、7日から子どもたちとの生活が再開しました。


例年のことを考えると、
4月の1ヶ月間で身につけたことが、すっぽり抜けて
小学生に入る前に逆戻りしているかな・・・と思いつつ。

実際の子どもたちは、きちんと成長して戻ってきました。

ゴールデンウィークには
「ディズニーランドに行ったよ!」
「キャンピングカーでキャンプに行ったよ!4泊もした!」
「おじいちゃんおばあちゃんに会ったよ!」

と子どもたちは私に教えてくれます。

<秘技・聖徳太子!>と思い4,5人の話を同時に聞こうとしますが、
結局「一人ずつ話してね」と言ってしまいました。(まだまだスキル不足ですね。)


入学式の後は、あんなに泣いていたのに、ちょっぴりお姉さんの顔をして連絡帳を書いている子
ずっと授業中立ち歩いていたのに、少しずつ座れるようになってきた子
一人で過ごすことが多かった子がお友だちと一緒に遊んでいる様子

私自身、びっくりするような変化が確かにありました。

とはいえ、一人ひとりに課題もありますので5月9日のクラス懇親会では、
強みと同時にご家庭にお子さんの課題をきちんと伝えました。

今後とも、子どもたちを支える「学びのコミュニティ」の一員として、
さらに力を合わせてまいりたいと思います。


・5月の探究について

開智望小学校では、週6時間探究の時間があり、
5年間×6テーマの探究プログラムを進めていきます。

総合学習としての性格が強い探究ですが、
子どもたちに概念的思考や各種スキル(人間関係スキルや社会スキル)
そして、態度の表れとしての行動を身につけてほしいと考えています。

5月の1年生の探究は、

「わたしたちを歴史的・地理的に見ると」というテーマのもと、

「探究は発見にはじまる」という到達目標(最終的に身につけてほしい考え方)のもと
探究を進めていきます。

4月は「機能・役割」の側面で実際には学校探検隊をしてきたので、
それを受けて5月は「変化・変容」の側面で学校内外の探究を行ってきます。



・導入としての『へんしんトンネル』





「変化・変容」という概念を1年生にどう伝えるか考えた結果『へんしんトンネル』を扱いました。


この絵本はご存知の方も多いと思いますが、

トンネルを通ると、言葉が変身します。

「かっぱかっぱかっぱかっぱ」と子どもたちと一緒に唱えると・・・

「ぱっかぱっか」とお馬さんに変身です。




その後、子どもたちに「変身言葉を考えてみよう!」と伝えると、
様々な変身言葉が出てきました。



この活動は、「変化・変容」という概念的思考と合わせて、
国語科との教科融合で「子どもたちの語彙」を増やす狙いもあります。



・今の小学校と昔の小学校の違いは?

次に、探究の活動としてワークシートを用いて「今の小学校と昔の小学校の違い」を考えます。

「今の給食と昔の給食は何が違ったのかな?」

「今はエンピツを使っているけれど、昔は何を使っていたのかな?」


と問いかけながら、予想を立てます。








そして、教員にインタビューをしました。


最後に、「なぜ変わったのか?」という

「原因・理由」の概念的思考を行いました。


この授業のポイントは、


1.予想することによる思考

2.インタビューを通して「聞く力」を養う

3.変化(Before→After)の比較を受けて、「なぜ変わったのか(変化・変容)」を考える


以上です。


今後、どう子どもたちの探究が進んでいくか、是非楽しみにしていただければと思います。


それでは、今回は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。