読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

●探究の"裏側"(探究の設計図を大公開)〜何をどう考えて探究を行うのか?#2



こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

・前回のブログ
http://blog.goo.ne.jp/kaichinozomi1/e/39f414955ed5a92e596f82a9759ce18b

約1ヶ月前にお伝えした探究もいよいよ佳境に入っています。
子どもたちの様子を中心に、探究の様子をご覧いただきたいと思います。

・なぜ、ピクトグラムとフィールドサインを1年生が探究するのか?(4つの理由)



1)理由1.教科の枠を越えた探究テーマの系統性

より、身近なものから、抽象的なものへ探究は段階的に発展していきます。発達心理学の理論や、子どもの実態に合わせてカリキュラムが組まれているのです。
教科の枠を越えた探究テーマに関しては、コーディネーターの学校だよりを参照ください。

●開智望小学校 学校だより 8 教科融合型テーマの教育上の意義
http://blog.goo.ne.jp/kaichinozomi1/e/9b601350cc96065f25601342e6d9e01d

1年生の探究は“カラフル”が大切です。
いろんな色や形が子どもたちは大好きです。

まずは、いろいろなピクトグラムや企業のロゴを見るところから探究はスタートしました。

・グループワークの様子

「どんなマークが好き?」と子どもに尋ねると

マクドナルド」「スターバックス」「近くのタップスイミングスクール」などの声が。
それらをその場で私が調べて、次のような画面を子どもに見せます。

・ロゴ



そして、これを整理整頓しよう!というと動き出す子どもたちです。

・ワークシート

子どもたちは、いろいろな発見をします。



「赤は、たべものやさんだね」
「黒は、落ち着くね」
「ピンクはかわいいね」
「緑は自然の色で、さわやかだね」



2)理由2.学びの4つの条件

1.子どもたちにとって学びが魅力的である。
2.学ぶものが自分たちと関連がある。
3.学びにやりがいがある。
4.学びが意義深いものである。(ピクトグラムや自然界のサインは命にかかわる)

この4つの条件をすべて満たした時、探究はよりよいものになります。

今回の探究では、ピクトグラムから企業のロゴが4つの条件を満たしていたようで、子どもたちは終始熱中して作業を行っていました。

3)理由3:教科を融合して学ぶから。(算数、図工)

ピクトグラムは、勘のいい方はすでにお気づきかと思いますが、

形の勉強や色の勉強に役立ちます。

三角形や円の性質、
そして、色の三原色など、
リアリティのある学びを子どもたちは行うことができるのです。

・子どもたちが作ったピクトグラム

最初の作品はJALピクトグラムです。



赤はジェット機のエンジン
青は海
緑は山を表現しているそうです。

次の作品はマクドナルドです。



水色はドリンク、
赤はケチャップ
黄色はポテトを表現しているそうです。

最後のワークシートは、ピクトグラム分析のまとめです。



身の回りのピクトグラムを分析し、自ら創造しています。

これは、実は以前コーディネーターだよりでお伝えした概念的思考の具体例です。

●開智望小学校 学校だより 9 Concepts based learningとは何か。
http://blog.goo.ne.jp/kaichinozomi1/e/aaeed06a1c927b616915eccb00a12830

・Form ピクトグラムの色や形
・Function ピクトグラムを伝えるためのヒミツ
・Change ピクトグラムを進化させている

以上、探究の様子をお伝えしながら、
・なぜ、ピクトグラムとフィールドサインを1年生が探究するのか?(4つの理由)

についてお伝えしてきました。

4つ目の理由、フィールドサインについては、サマースクール(7/22~23)を終えたころに報告したいと思います。

また、7月25日の説明会では、今回の内容の動画をお見せする予定ですので、ぜひお時間があればいらしてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。