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●開智望小学校 国語科の様子

教育観
こんにちは、開智望小学校の五木田です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

今回は国語の実践についてお伝えしようと思います。
国語の授業では以下のことを大切にしています。

思考や議論、発表を高いレベルで行うためのツールとしての国語力を高めること。
文章や詩、言葉の持つ美しさや芸術性に対する理解を深めること。
その上で他の分野や子どもの生活での応用可能な知識、技術、思考力をつけること。
(国語科のシラバスより抜粋)

ただし、すべての成長の根幹には子ども達のリアリティを伴った興味関心があると考えています。教員からの詰め込み・押し付けですと本質的な成長は望めません。


「興味関心を高めることは大切かもしれないけれど、実際に文章を書く能力は高まっているの?」

そんな疑問が聞こえそうですが、その答えは望小学校の子ども達の文章をお見せして解答としようと思います。

まずはある一年生の男の子が書いた6月初旬に行われた運動会の振り返りをご覧ください。





国語の授業にふれて2か月の作文ですが何が出来ていて、何が出来なかったかをしっかり振り返ることが出来ています。

それから一か月後、7月初旬の宿題はこのようになりました。





好きな生き物の作文です。一学期には漢字を教えていないので、本来は書けないはずですが、図鑑や辞書を使いながら書いたのでしょう。誤字脱字はまだ見られますが、十分な内容だと思います。文章の内容は探究で使う8conceptsの中のformを使ってカメを見たのでしょう。目で見えることの中で、わかること、わからないことを上手に書いています。教員がそばにいない宿題でも疑問(調べると分かるかもしれないこと)も書き出しているのは普段の授業で疑問だしをする習慣がついているからだと思います。



次にある一年生の女の子の運動会の振り返りです。






「また、らいねんもがんばりたいな。またらいねんもあかぐみがかつといいな。小さい人と大きい人のきもちをあわせるって、とってもよかったし、とってもたのしかったな。」
自分の想いを上手に表現した、心温まる文章です。
しかし、この時点ではまだ箇条書きのような形式になっています。



次にお見せするのはその女の子が二週間後に「先生、作文が書きたい」と急に言ってきた時の作文です。
作文指導はカリキュラム上、もっと先に考えていたのですが、子どもがしたいことということでたまたまその場にあった二年生用の作文用紙をわたしました。






これが次の日に私に提出してきた作文です。「わたしのしょうらいのゆめ」という内容で作文を書いてきてくれました。
自分の将来の夢を聞いてほしかったのかもしれませんし、望小学校が好きだということを私に表現したかったのかもしれません。

とても丁寧で、心がこもった暖かい文章で、とても嬉しくなったことを覚えています。
箇条書きや詩のように書いてあった運動会の振り返りと比べても非常に文章構成も上達していることがわかります。

この女の子は普段の授業で説明や発表することが非常に多く、人に伝えるにはどのようにすればいいかということを自発的に考え、文章にその考えを応用したのでしょう。



望小学校の子ども達の素晴らしいところは、子ども達が学びを楽しんでいることと、上達したいという気持ちを持ち続けていることです。

その気持ちが国語の授業になれば、「もっとたくさん、いい文章をかけるようになりたい!」という気持ちとして作品に表れるのでしょう。





国語の授業で毎日何かしらの発表があります。今回のブログでは発表の動画は見せることはできませんが、説明会などの機会で、子ども達の発表している姿をお見せすることが出来ます。ぜひ、説明会に足を運んでいただき、望小学校の子ども達の成長をお見せできればと思います。