●宇宙を知ることは私を知ること?(Unit4の探究について)

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

●先週の学級通信より引用

 

 今週からUnit4の探究が始まります。今度の教科の枠を越えたテーマは、
「How the world works」です。「世界はどのように成り立っているのか?」という探究を行います。
 「宇宙なんて1年生から探究できるのだろうか?」そんな疑問があるかもしれません。しかし、国際バカロレアフレームワークを使って探究を進めますのでご安心ください。 まずは、基本的な要素の確認です。
【知識】宇宙を知ることは私たちの生活を知ることである。これがセントラルアイディア(身につけてほしい世界観・考え方)となります。ここに向けて、どう迫っていくのでしょうか。

【概念的思考】
1)私たちの生活で起こる現象(昼と夜、日陰、季節など)は、なぜ起きているのか?(Causation)
 動画や写真、実体験をもとに、身の回りの現象に気づきます。ユニット1では、小学校と保育園などを比較し、私たちのいる場所について気づきを深め、ユニット2では、サイン(ピクトグラム)など裏側にあるメッセージについて考えました。ユニット3では、物の裏側の社会について考えてきたので、全ての探究で現象の裏側を探ってきたわけです。今度は自然科学の分野で、より科学的な方法で、自然界の現象を探っていくのです。
2)宇宙の仕組みはどうなっているのか?(Function)
 日陰という現象は、実は地球と太陽との関係に原因があるらしい・・・
月の満ち欠けは地球と月の関係に原因があるらしい・・・
こうして1)で得られた知識は線でしかありません。それを2)では、つなげて絵にしていきます。太陽と月と地球の関係を地図で表すイメージですね。
3)改めて宇宙のルールは、私たちの生活にどのような影響を与えているのか?(Connection)
 最後に宇宙の地図が出来上がると、1)で気づいた以外にも私たちの生活に影響を与えている宇宙の事柄があることに気づきます。その結果を「宇宙展覧会~のぞみ博」と題して発信してユニット4を終える予定です。

 

【スキルズ】
<観察・データ収集・データ解釈、聞く、発表する、分析、統合、応用>
 こうした要素を同時に身につけることを忘れません。
知識、概念的思考、スキルズをバランスよく身につけられるようにしてまいります。

 

【他の教科との連携】
 算数では、時刻の読み方、大きさ(長さ)比べ、社会科の要素(時には英語)では、地球儀の見方、時差、世界の国々について知ります。国語では、谷川俊太郎の詩の朗読したり、生活科では、外でお友達と楽しく遊ぼう(かげおに)、日陰の場所の変化を調査する予定です。

 

Unit4 探究の進め方

 

 さて、探究のポイントを左記に示しましたが、改めて、探究はどうやって進めるのでしょうか。※詳しくは学校パンフレットにもありますが、ここで簡単に確認です。
【導入】
 まずは宇宙の先行知識を洗い出します。図鑑や動画を見て夏の探究で宇宙をしらべた子たちの力も借ります。
 その後疑問出しです。疑問出しをしても全ての疑問を探究で扱うべきではありません。
<<判断軸(1)「世界の成り立ちと関係あるのか?」「宇宙のヒミツ(光、熱、力)・サイクル・パターンに関係あるか?」>>
<<判断軸(2)「自分たちがワクワクして調べたいと思うか?」>>
<<判断軸(3)「自分たちで調べられそうか?」>>
これらで考えるべき問い(Issue)を特定していくのです。
課題( Issue )をグループごとに特定した上で、【仮説】「こうなんじゃないか?」→【論証】「なぜならこう思うから」→【検証】「実際こうだった」→【整理・再調査】「やっぱり、ここがわからない」「こう調べよう」
このサイクルを繰り返します。

探究で得られた知識を最後に発表します。ただ発表するだけではなく、
【目的軸】何のために発表するのか?
【相手軸】誰が聞き手なのか?
【方法軸】模造紙がいいのか、絵がいいのか、オブジェがいいのか、目的と相手によって方法を考えていくのです。

以上が簡単なユニット4の概要です。今後も更新情報を発信してまいります。

 

 

●宇宙はとっても面白い!!

 

というわけで、子どもに先立っていろいろと宇宙を勉強しています。

 

最近読んだ本はこちら。

 

 

25字要約でわかる 宇宙: そもそも宇宙はどのように生まれたのか? (Panda Publishing)

25字要約でわかる 宇宙: そもそも宇宙はどのように生まれたのか? (Panda Publishing)

 

 

おすすめ度 ★★★★★

読みやすさ ★★★★★

内容の充実 ★★★☆☆

 

 

 

おすすめ度 ★★☆☆☆

読みやすさ ★★★★★

内容の充実 ★★☆☆

 

 

宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)

宇宙はなぜこんなにうまくできているのか (知のトレッキング叢書)

 

 

おすすめ度 ★★★★

読みやすさ ★★☆☆

内容の充実 ★★★★

 

 

宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)

宇宙は何でできているのか (幻冬舎新書)

 

 

おすすめ度 ★★★★★

読みやすさ ★★★★

内容の充実 ★★★☆

 

最後の本は新書大賞にも選ばれたようで、とってもおすすめです。

 

・わかったつもりのレベルで申し訳ないですが、

簡単に気になったことを・・・

※全てが疑問→解決ではなく、解決(現状の答えをあえて伏せているものも・・・)

授業をする前に子どもたちに知られると色々と支障をきたすのですみません。

 

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1)私たちの生活で起こる現象(昼と夜、日陰、季節など)は、なぜ起きているのか?(Causation)のススメ方・・・

 

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知識を単に知ったかぶりするだけではなく、

それが正しいとされている証拠に目を向けるようにしたいですね。

 

・最後に

といっても、まだまだ1年生。

 

まずは「宇宙ってすっご~い」「地球が自転してるって考えたら酔っちゃう・・・」

「なんで土星に輪があるの?」「宇宙人っているの?」という素直な疑問を持ち(?)

それを解決する(わかった!)だけでいいのかもしれません。

 

 

宇宙たんけんたい〈6〉宇宙人っているの? (宇宙たんけんたい 6)

宇宙たんけんたい〈6〉宇宙人っているの? (宇宙たんけんたい 6)

 

 

先週読み聞かせをしたこの本は最高に面白かったですよ!

幼稚園・保育園児の皆さんにもおすすめです。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。