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●調べ学習や体験学習で終わらない~パラシュート実験で思考力を高める子どもたち(探究レポ)

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

●飛ばしてみました パラシュート

 

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10月から始まった1年生の探究ユニットも佳境を迎えています。

 

 

簡単に全体像を確認すると、こちらです。

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子どもたちの疑問をベースに、それらを解決する形で、

 

①身近な現象の観察の原因・理由を考える

 

②宇宙の仕組みを知る

 

こうした探究を進めてきました。

 

③私たちの生活への影響として、

空気・光・宇宙開発にグループを分けて、活動しています。

 

私が子どもたちと行っているのがパラシュートの実験です。

 

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こちらの説明書をもとに子どもたちと一緒にパラシュートを作ります。

 

●岩谷式パラシュート

http://rockvalley.sub.jp/pdf/iwayapara.pdf

 

動機付けとしてアニメ「宇宙兄弟」を見せて、

実際に宇宙飛行士たちが訓練でパラシュートやロケットを作って実験している様子を確認しました。

 

そして、ただパラシュートを飛ばすだけでなく、こんな課題を与えます。

 

「チョークをパラシュートにつけて、折れなければ生還」

 

ミッションを達成するために子どもたちはどうやって考えるのでしょうか?

 

調べ学習や体験学習で終わらせないためには、きちんとした目的意識を持たせることが大切です。

 

ただパラシュートを飛ばして終わりでは本気で考えようとしません。

 

実際宇宙開発においてパラシュートが開かず亡くなってしまった宇宙飛行士がいることを紹介し、子どもたちを本気にしました。

 

そして、どうすれば生還できるか色々な思考をします。

 

1)パラシュートのサイズを大きくしたらどうかな?

 

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ゴミ袋4枚分のパラシュートは、テープがくっついてしまい開くことなく落下、

ミッション失敗です。

 

その後、子どもたちは話し合いを重ねました。

 

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色々な工夫を考えて、再度挑戦です。

 

紐の長さ、太さ、

パラシュートの形、大きさ、パラシュートに穴を開ける

重り

 

色々な思考・対話をした上で、再度作成です。

 

2)ミッション成功のパラシュート

 

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約10秒かけてゆっくりとパラシュートは落ちてきました。

 

無事生還したのは、この子たちのパラシュートです。

 

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どんな秘密があるか気になりますね。

 

●来週からはReflectionです。

 

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左側の原理を簡単に説明しながら、

どうやってパラシュートの原理が利用されているのかという知識を獲得し、

探究の旅を終えます。

 

入学式の夢宣言で「将来宇宙飛行士になりたい」という子もいたので、

ぜひこうした探究を経て、大人になった時本物のパラシュートに乗ってほしいな、と心から願っています。

 

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。