●子どもたちが身につけるべきコミュニケーション力とは? ~スマホの画面ばかり見てる大人にしないために

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

●2016年もよろしくお願いします。

 

ブログ読者の皆様、新年あけましておめでとうございます。

本年も日頃の開智望小学校の様子や、開智望小学校の目指すべき教育をどんどん発信できるよう精進してまいりますので、引き続きよろしくお願いします。

 

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●子どもたちが身につけるべきコミュニケーション力とは何か?

 

年末年始に、電車に乗ることが多かったのですが、右の人も左の人も対面に座っている人も全員スマホの画面を見ていますね。

 

コメダコーヒーでも家族連れの4人のうち、3人がスマホを見ています。

 

スマホばかり見ている大人たちの一人にあなたもなっていませんか。

 

今年はじめのブログでは「子どもたちが身につけるべきコミュニケーション力」について考えてみたいと思います。

 

一般的にコミュニケーションというと、相手の話を聞く、そして上手に話すことにフォーカスされているようです。

 

学校でも、座り方、話の聞き方としての「うなずき・相槌」などを子どもたちに教えることが多いようです。

話すことに対しても「結論から言う・3つの要素に絞って話す」などがポイントとして挙げられます。

 

しかし、本当にそれで豊かなコミュニケーションが成立するのでしょうか。

 

年末に参加した教育系のセミナーで、こんなエピソードを聞きました。

そのセミナーでは、小学校での豊かなコミュニケーションが紹介されていました。

 

5年生の教室にて。

少し算数が苦手で、さらにじっと座っていることが苦手な男の子Aくんがいました。

Aくんは4年生まで担任に厳しく注意され続けており、すっかり自信をなくしていました。

5年生で担任が変わり、お互いに褒め合う・認め合う学級経営方針が取られ、Aくんは少しずつ学習に関して前向きになりつつありました。

 

Aくんに対して、クラスメイトのBくんが算数を教える場面があったそうです。

Bくんは、Aくんに対していきなり算数の内容を教えたりしません。

BくんはAくんが漫画『進撃の巨人』が大好きなことを知っていました。

Bくんは、最初に雑談として『進撃の巨人』の話をしてからAくんが"のってきた"ところで算数の内容を教えます。

 

ここで、豊かなコミュニケーションは終わりません。

このAくんとBくんの豊かなコミュニケーションに気付いたCさんが、

帰りの会でこのAくんとBくんのやり取りを全体の前で発表したというのです。

 

この教室で起こっていることこそ、豊かなコミュニケーションといえるのではないでしょうか。

 

Aくんのことを観察し、分析し、考えて教えるBくんがいる。

そのBくんの工夫に気づくCさんがいる。

 

こんな教室をぜひ開智望小学校でも実現したいものです。

 

目に見えるコミュニケーションも確かに大切だと思いますが、

国際バカロレア初等教育プログラム(以下、PYP)で謳われるコミュニケーションは、上記の例で示したような「豊かな」ものであるべきです。

 

Making The PYP Happen より

PYP 教科融合スキル(PYP transdisciplinary skills)

 

見る

Viewing

目で見た事やマルチメディアを使用したものを、分析し、解釈する。画像と言語を組み合わせて行うアイディアや価値観、信念の伝達方法について考える。個人的に目で見た経験に基づいて行う判断。
 
他者尊重
Respecting others
他者の意見に耳を傾ける。他者の信念、視点、宗教、考えは自分のものとは異なることを受け入れ、平等・公正を意識した判断を行う。自分の考えを主張する際には、他者を傷つけないよう配慮する。
 
 
 
 
PYPでは、コミュニケーションスキルを高めることに注力しています。
探究型の教育を通して「豊かな」コミュニケーション力を高めたいとお考えの保護者の皆様には、
ぜひ1月16日(土)の説明会にお越しいただきたいです。
 
開智望小学校ではどうやってコミュニケーション力を高めているのか出来る限りご紹介したいと考えております。
 
ご予約はこちらから!
→→

説明会予約フォーム - 開智望小学校

 

 

追伸:

 

kaichinozomi.hatenablog.com

 

前回のブログでは、保護者におすすめする2015年に読んだ本第1位をご紹介せずにいましたので、

ここで紹介いたします。

 

第1位 モモ

 

ベッポ
『一度に全部のことを考えてはいかん、次の一歩のことだけを考えるんだ。
すると楽しくなってくる。楽しければうまくはかどる。これが大事なんだ』

 

 

モモ (岩波少年文庫(127))

モモ (岩波少年文庫(127))

 

 

 

ぜひ、スマホという時間ドロボウに大切な時間を奪われている現代人が落ち着いて、今こそ読むべき本ではないでしょうか。

 

それでは今回のブログは以上です。