●2016年3月1日より国際バカロレア候補校に!~MYPとPYPのつながりを考える。

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

●2016年3月1日より国際バカロレア候補校になりました。

 

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ということで、今後はますます国際バカロレアが掲げる国際標準の教育を推進していかなければと気が引き締まります。

 

●PYP(初等教育プログラム:3歳~12歳)とMYP(中等教育プログラム)はどうつながっているのか。

 

記念すべきこの日に先を見通した教育の方向性を再認識すべくMYPの資料を読んでPYPとのつながりを考えました。

 

・MYP : 原則から実践へ

http://www.ibo.org/contentassets/93f68f8b322141c9b113fb3e3fe11659/myp/myp-from-principles-into-practice-jp.pdf

 

以下、特に重要だと思われる点のみお伝えしてまいります。

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PYP段階では、6つの教科の枠を超えたテーマを探究してまいります。

それがMYPでは、「アイデンティティと関連性」「空間的時間的位置づけ」などに発展してまいります。

 

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MYPの『MYP : 原則から実践へ』の中では、上記のように探究例も掲げられています。もちろん開智望小学校の探究では、このMYPにスムーズに入れるように、小学校1年生段階から、どのようなトピックや概念を用いて探究していけばよいのかを日々教員同士で考えております。

 

次に概念(Concepts)について見ていきましょう。

 

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PYPでは8つのKey Conceptsが掲げられていますが、MYPでは16の重要概念が提示されています。MYP : 原則から実践へ』の中では、一つひとつの詳細まで記載されていますので、ご興味がある方はぜひ読んでみてください。

 

また、開智望小学校では、概念学習について日々最も研究を重ねており、以下のブログにも多数概念に関して記事を作成しています。

 

 

kaichinozomi.hatenablog.com

 

 

kaichinozomi.hatenablog.com

 

 

続いてPYPのスキルとMYPのスキルに関してです。

 

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3月1日現在、通知表の作成に全教員で取り組んでいますが、総括評価としてのスキルの向上を考えています。PYPでは教科の枠を超えたスキルとして5種類のスキルが掲げられていますが、MYPではリサーチが情報・メディアリテラシーへと発展していくのですね。

 

さらに、思考に関して明確に3つが示されているのが特徴的です。

 

・考えるって結局何することですか。

 

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ここで明確にクリエイティブシンキング・クリエイティブシンキング・転移スキルと示されています。

 

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ちょうど私の本日の探究の授業で、ゴミを分類し、クリティカルシンキングで「ダンボールは可燃ごみなのか、不燃ごみなのか、資源ごみなのか」を徹底的に議論していたのです。(1年生のSharing The Planetの探究より)

 

そして、授業の最後には新たな疑問が出ました。(こうして探究は続きます。)

1)ダンボールは4つのどこに入るのが一番いいの?

2)バネは4つのどこに入るのが一番いいの?

3)ペットボトルは4つのどこに入るのが一番いいの?

 

●まとめ

今回のブログでは、PYPの諸要素がMYPとどうつながっているのかを考えてきました。

日々の授業ではどうしても木を見て森を見ずになってしまう危険性がありますが、

常に着眼大局着手小局を忘れずに12年一貫の教育という私学最大の強み・国際バカロレア最大の強みを活かして子どもたちにとって最善の教育を探究していきたいと改めて思いました。

 

・追伸

1)前回のブログは大変な反響をいただき、心より感謝いたします。

 

探究のデメリットをどう補っていくのかという論点に関しては別途、改めてブログや説明会でお伝えしてまいります。

 

2)3月5日は学校説明会、3月6日は合同相談会に出展いたします。

 

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www.shiritsushou-is.com

 

ぜひ、こうしたバカロレアの深い部分の内容や開智望小学校の普段の様子が気になる方は足を運んでいただければ幸いです。

 

3月5日は子どもたちが語る開智望小学校というトークセッションがありますので、ぜひご期待ください。