●お医者さんになりたい!!あなたは、どうしますか?Responsibilityから考える

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

 

 

・子どもの夢に対して思ったことです。

 

開智望小学校では、入学式に夢宣言を行います。

将来の夢を1年生から語ります。

 

 

kaichinozomi.hatenablog.com

 

途中で夢が変わるのは悪くありませんが、

今日給食の時間に子どもたちと話していて、

思うところがあったのでブログに書いてみたいと思います。

 

 

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上記のように開智望小学校に入ってくる子たちの中には

将来の夢が「お医者さん」という子が少なくありません。

 

「将来お医者さんになりたいんだ!」と子どもたちが言ってきたら、

どうするのがよいのでしょうか。

 

小学校の多くの教師は、

「夢はがんばれば叶うんだ!実現するためにがんばってね!」と言うか、

「夢はがんばっても叶わない。そんな大きな夢を持たずコツコツがんばりなさい!」と言うか、

どちらかのバランスを取るか、、、、

 

しかし、小学校の教師の多くは高校まで見据えて対応しているのではないのかもしれません。

中学校・高校の様子を後追いすることがゼロではないと思いますが、

来年になれば次の子どもたちの対応に追われるはずです。

 

開智望小学校では12年一貫教育を行うので、最低限大学入試までは子どもたちの夢を叶えるサポートが必須となります。中途半端なことを言っていてはタイトルにあるようにResponsibilityの観点で不十分だと思ってしまいました。

 

(もちろん一部の子ですが)漢字練習や宿題で手を抜いたり、全力でがんばらない姿を見ていると

 

本音の部分では

<こんなんでお医者さんになれるのかな>・・・<いけない、いけない>

と思ってしまいます。

 

・夢を叶えるには?

 

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このすごく有名な作文もありますが、本当に夢を叶えるためには何が必要なのでしょうか。

 

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概念図にあるように、最低限活躍する大人になる必要がありますね。

(もちろん全てを兼ね備えていなくてもよいと思います。)

 

その上で、専門的に必要な知識やスキル(能力)、人間性があると思います。

 

・プロになるとは代償を払うこと

 

お医者さんになるのは本当に大変そうですね。

センター試験ではほぼ全教科で満点を取る必要があり、

大学に進学しても勉強勉強、暗記暗記、そして一つでも単位を落とせばThe End.

6年間を終えても国家試験や研修医生活など、膨大な時間を費やしてやっと一人前。

 

さらに、医療現場では緊迫した場面で一つのミスが命取り。

 

漢字を間違えても平気、という子がお薬を間違えるのが私は怖くて仕方がありません。

 

プロとしてお医者さんになるためには、

人が遊んでいる時も、休んでいる時も、コツコツコツコツ努力しつづけなくてはなりませんね。こんな代償を子どもたちが払うことができるのでしょうか。

 

どう対応すればよいのか本当に迷ってしまいます。

(ぜひお知恵がある方はコメントいただくか、こちらのアドレスまでメールいただけるとありがたいです。)

info-kaichinozomi@kaichigakuen.ed.jp

 

・夢を叶えるために現状で確からしいこと

 

私の知っている知識ベースでは、

「高い目標を立てた方が人はパフォーマンスが高まる」という根拠を持ったデータがあります。

 

そして、やる気になった時の子どもたちの爆発力は凄まじいものがあります。

 

さらに、教育においてはアウトプット(テストの結果)を褒めるよりも

インプット(宿題を忘れない、問題をよく読む)を褒めるのがよいそうです。

 

 参考

「学力」の経済学

「学力」の経済学

 

 

 

夢を叶えるために努力するのは素晴らしいことです。

しかし全ての夢が叶うわけではない、ということも事実です。

それでもなお、小さい頃から厳しい現実を子どもたちに突き付けてよいのでしょうか。

「小学校の教育とは、虹を見せることである」という言葉が好きです。

 

とはいえ、努力もせず代償も払わず全能感だけが育ってしまう子どもたちに恐ろしさも感じます。一人ひとりにかける言葉は違うと思いますが、あなただったらどうしますか。

 

ぜひお考えをお聞かせいただきたいと思い、今回ブログを書きました。