●ハンズオンからマインズオンがはじまる~子どもたちの心に消えない炎を灯すには?

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

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・運動会が終わりました。

 

運動会 - 開智望小学校

 

kaichinozomi-daily.hatenablog.com

 

昨年と比べていかがでしたか。

子どもたちの成長に感動された保護者も多かったようです。

 

昨日の運動会、ありがとうございました。

今年は昨年と比較して、グラウンドのコンディションから
児童席への配慮、入場行進スタイルや競技スタイル、
たくさんの事柄において格段に違いを感じ、
運動会らしい運動会で私たちもワクワクしながら
楽しむことができました。
 

 

・授業研究の6月

6月は学校説明会(http://www.kaichigakuen.ed.jp/nozomi/)、学校公開日、

開智学園全体研修会(望小学校開催)と望小学校の授業を何度も公開します。

 

それにむけて校内研究会をどんどん進めています。

 

「探究的な学びとは何か」

「探究的な学びと知識を習得させる学びをどう両立するか」

「子どもたちが主体的に学び続けること環境を作るために教員として何をすべきなのか」

 

こうしたテーマで毎日放課後喧々諤々ディスカッションを進めています。

 

 

 

その中で最近私が気に入っている言葉を今回のブログでは紹介いたします。

 

 

●ハンズオンからマインズオンがはじまる

 

参考

今、巷で気になること

 

●ハンズオン・マインズオン
最近の新聞を眺めていたら、ハンズオン、マインズオンという言葉に出会った。この頃は、美術館や博物館の展示でも、ハンズオン、つまり手で触れるものに人気があるらしい。ただ出来あいのものを与えたり、単に眺めさせてお仕舞いということではなく、来館者に体験を通して考えさせたり、自分の力で情報を操作するようにさせるのである。当然、展示品が壊れたり動かなくなったりすることも起きてくるが、その時は修理自体をワークショップ(作業体験)にしてしまえばいいというくらいの発想の転換がスタッフにも要求される。時には展示の段階から地域の市民に参加させるという方法もあるようだ。
ここでさらに重要なのは、これがハンズオンに留まらずマインズオン(参加者の心を動かす)に繋がるということであろう。この頃盛んに環境芸術ということが言われるようになったが、美術にしろ音楽にせよ、あるいは総合芸術としての芝居にせよ、あなたつくる人、わたし鑑賞する人、という垣根を越えて、今、ここで、自分が生きている生活の現場での芸術行為を求めているとも言えるのではないか。現実はさておき…ではなく、現実そのものの中での芸術的潤いを人は求め始めているのだ。

 

 

 

理事長補佐北村より、探究の教科会の中でこんな問いかけがありました。

「私たちはいったいどういう時に疑問が生まれるのだろう?」

 

あなたが疑問を持つときはどんな時ですか?

 

ぜひ30秒程度考えてみてください。

 

 

 

 

 

 

・何かに驚いた時

・何かが上手くいかない時

・今まで知っていた知識で「"こうなるはず"ということが"裏切られた時"」

・知識を得るために本を読んでいて・・・

「同じことだと思っていたことが実は違っていた時」

「違うと思っていたことが実は同じだった時」

 

教員の間でも色々な意見がでました。

 

 

子どもたちも疑問をすぐに持てる時と、持てない時があります。

 

今の私のクラスの2年生も1年生の時はなかなか疑問を持てませんでした。

強制的に質問ヒント集を与えて疑問を作らせたこともあります。

 

しかし、それは充電が30%しかないiPhoneのように

しばらくすると電池切れになってしまいます。

 

 

PYP(国際バカロレア初等教育プログラム)の中で行う探究は週6時間×約2か月の長い知的な旅路です。

 

その旅路全体でずっと興味関心を持ち続けるように教員として子どもたちを

インスパイアしなくてはいけません。

 

そのためにはちょっとのことでは電池切れにならない子どもたちの強い動機付けが必要なのです。

 

・ではどうしたら強い動機付け(知りたいという炎を灯すこと)ができるのでしょうか。

 

その一つがハンズオンです。

 

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実際に触ってみる。

 

望小学校は、豊かな自然に囲まれ一歩昇降口を出るとそこには自然があります。

 

その中で最近は休み時間に子どもたちが夢中で虫取りをしています。

 

ダンゴムシ見つけたよ!」

「バッタを捕まえたよ!」

 

子どもらしい子どもたちの笑顔が毎日輝いています。

 

その中でたくさんのキラキラした探究しがいのある疑問がいくつも生まれています。

 

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この中から実際にグループで考えるべき疑問(≒課題、issue)を特定して、

今後の探究が進んでいきます。

 

そのあたりはまた次回ご紹介いたします。

 

・まとめ

 

子どもたちの心をオンの状態(Minds on)にするためには、

実際に目で見て、触ってみることが大切。

 

スマホ、PC、テレビという実体を伴わないバーチャルな世界で生きる子どもたちに

今、本当に必要なのは、ハンズオン(Hands on)なのではないか、と思うのは私だけではないはずです。