●夏休み終了まで、あと僅か。全く宿題が終わっていない。さて、どうしますか?

夏休みもあと残り僅かとなりました。

 

子どもたちは最後の追い込みで、思いっきり遊び、じっくり学んでいると思います。

あなたのお子さんはどんな様子ですか?

 

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学童に来ている私のクラスの子たちは当然宿題が終わっているようで、

2学期の探究のプランニングを手伝ってもらいました。

 

・夏休み終了まで、あと僅か。全く宿題が終わっていない。さて、どうしますか?

 

彼らのように宿題があっという間に終わったお子さんもいれば、

そうでないお子さんもいるかもしれません。

私自身思い返しても、何回かの夏休みは最後の最後まで宿題が終わらず

焦っていたことを思い出します。

 

今日の記事が何かしらご参考になれば幸いです。

 

<対処法3+1>

 

1)まず、とにかく手を動かす。

 

人間の脳には作業興奮という仕組みがあります。

やる気が出ないのはやっていないから。やり始めるとやる気は出てくるのです。

ご興味がある方は「作業興奮側坐核(そくざかく)」などで検索してみてください。

 

人間は何かを始めるとやる気が出てきます。

国語も算数も自由研究(望小学校では夏の探究)も全てが終わっていない場合、

とにかく何かしらから手を付けてみる。

これがおすすめです。

 

漢字を1字書く、かけ算のプリントをまず1問終わらせる。

 

これをやり始めるとだんだんと終わります。意外と2・3時間くらいで全部終わったりします!これは事実です。

 

私自身毎週ブログを書こうとしても、すぐに書ける時ばかりではありません。

 

 

kaichinozomi.hatenablog.com

 

この記事を書くのに結局4時間もかかってしまいました。

それでも書き始めればいずれ終わるわけですね。

 

参考図書

 

脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実!

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脳を活かす勉強法 (PHP文庫)

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2)上司(≒保護者、もしくは教員?)に相談

 

私はサラリーマンをしていたので分かるのですが、仕事を任されて直前まで抱え込み、

終わっていないと結局納期直前で上司が近づいてきます。

 

上司「君、例の件終わった?」

私「終わってません。」

上司「なんで終わってないんだ????怒」

 

こうなるんですね。

 

上司から叱られないためには、直前に言うよりも少し早めに相談することが大切です。

夏休み最終日に終わってないとならないために、ぜひ、お子さんに次の4点で

報告させてみてください。

 

進捗・成果・問題点・次のステップ(例)

→進捗(国語のプリントは20ページのうち8ページ終わったよ)

→成果(終わった8ページは丸付けをしてもらったら、全部合ってたよ)

→問題点(あと12ページのうち、絵日記が終わらないよ)

→次のステップ(書くことがないから、どこか連れてって!)

 

「どれくらい終わったの?終わってないの?」

「何ができたの?できてないの?」

「何に困っているの?あなたにどんな助けが必要?」

「次にどうしようか?」

こうしてお子さんに問いかけるのがおすすめです。

 

お父様・お母様は「何で終わってないの?」とお子さんを責めるよりも全体量のうち、どこまで終わっていて、どこで困っているかをお子さんに自分で言ってもらうのがよいかと思います。これは、実は良い社会勉強かもしれませんね。

 

そして、考えるべきポイントは、やる気がないお子さんを前に無理やりやらせるか?という所です。

 

開智望小学校の校長(開智学園の理事長)は、1学期の終業式の時に

「夏休みはおもいっきり遊んで、夏休みにしかできないことをしてください」

と子どもたちに話をしていました。

 

宿題の中身の中で、夏休みにしかできないものは何でしょう。

国語ですか。算数ですか。それとも自由研究ですか?

16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える 「賢い子」に育てる究極のコツ

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 この本にも書かれていましたが、小学校低学年までに一番大切なことは知的好奇心を伸ばすことです。

 

知的好奇心を伸ばすためには無理やり宿題をやらせることが最適なのかという疑問が出てきます。

 

夏休みの宿題をそもそも終わらせる必要があるのか、というところから考える必要があるのかもしれません。

 

3)優先順位をつける

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2)とも重なりますが、全ての宿題を終わらせる必要があるのかを考えると残り時間でやるものが分かってきます。

 

国語も算数も自由研究も終わっていないとしたら、夏休み最後に無理をして宿題を終わらせ体調を崩してしまっては本末転倒です。

 

私は社会に出るまでは全ての宿題を完璧にやらなければならないと思ったのですが、

すごく頭の良い切れ者の会社の先輩のこんな姿を見て、その考えを改めました。

 

先輩「この仕事ってやる意味あるんですか?」

 

 

上司A「いいからやれ」

上司B「これはな、そもそも・・・」

 

なるほど、考えるとはこういうことも含むのか、と思ったものです。

もちろん、全てに対して意味を求めたりしても疲れますし、暗記や知識も必要ですし、

小学校の低学年では無理矢理でも習得しなければならないこともあります。

 

ただし2学期始業式2・3日前で全く宿題が終わっていない場合は、

最優先事項は肉体的・精神的な2学期のスムーズなスタートだと思うので、

最優先事項と宿題を天秤にかけたほうがよいのではないか、というご提案です。

(こんなことを教員が言うと問題があるかもしれませんね。。。)

 

また、夏休みにしかできない本物の体験や感動する出来事があるのであれば宿題はやらずに、そちらを優先してほしいと願っています。

 

+1)生きる智慧?宿題を通して何を学んでほしいのか?

 

さて、ここまで書いてきても、宿題を終わらせていない子が2学期には1・2名は、

いるでしょう。ここからは、教員の目線で考えてみます。

 

朝来た時点で「先生、宿題忘れちゃった」という子

朝連絡帳を見せて「先生、宿題終わってない」という子

何もいわずにスルーする子

 

教員も人間なので、上記のどんな対応をするかで、お子さんの受ける被害(指導)は違いますね。

 

あなたが教員なら、どうやって対応しますか。怒鳴るのもスルーするのもありです。

 

 

もちろん教員は子どもたちの宿題を見て、成長や今後の課題を見る必要があるので、

頭ごなしに怒ったりはしませんが。

 

あまり狡賢い人間になってほしくはありませんが、時には自己防衛も大切かと思います。

 

ということで賢明な小学生のみんなは是非、宿題が終わっていなかったら連絡帳にお家の人からコメントを書いてもらいましょう!

教員から受ける被害が最小限に抑えられると思います。

 

もしくは、必殺技「やったけど家に忘れました!」と言って、帰ってからがんばって終わらせましょう!

(実際は表情を見れば、教員もプロなので、本当にやったかはわかります。。。)

 

 ・まとめ

 

夏休みの宿題を例に考えてきましたが、要はこういうことです。

 

何が目的なのか?「何のために」の部分です。

 

夏休みの宿題は大切ですし、子どもたちにとって不必要なものではないでしょう。

しかし、2学期にスムーズに入ったり、夏休みにしかできない体験は、宿題と同じくらい、もしかするとそれ以上に大切かもしれないということです。

 

以前、保護者会の方々とお話しさせていただいている時に、

「これからの時代は柔軟性が必要である。そういうものを子どものうちから身に付けてほしい。」とおっしゃっていたことを思い出しました。

 

夏休みの宿題は目的なのか、手段なのか、ぜひご家庭で考えていただき、

また望小学校のみんなと思いっきり遊び、じっくり学ぶ2学期を過ごしていきたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。