読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

●脳の仕組みから考える探究の有効性とは?(Function)・積雪や秋のエクスカーション

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 ・最近の子どもたちの様子

f:id:kaichinozomi:20161126104538j:plain

 

11/24(木)に関東地方に積雪があり、校庭の裏側の芝生にはきれいな雪がたくさん積もりました。もちろん遊びではなく探究の一環として雪を体験しています。

 

f:id:kaichinozomi:20161126104640j:plain

触ると冷たい!

意外と重いな!

どうして水は透明なのに雪は白いんだろう?

 

子どもたちは体験しながら疑問を持っていました。

f:id:kaichinozomi:20161126104726j:plain

これから2年生はウィンタースクールに向けた教科の枠を越えた自然の探究を行なっていくので、今回の積雪は絶好のチャンスになったのです。

 

また、11/22(火)には秋のエクスカーションに行ってきました。

 

f:id:kaichinozomi:20161126104819j:plain

f:id:kaichinozomi:20161126104831j:plain

 

浄水場でDVDと実演によりろ過の仕組みや水道水が届くまでのプロセスを学んだ子どもたち。

 

振り返りでも、その充実した学びの様子が伝わってきました。

f:id:kaichinozomi:20161126104915j:plain

 

・2か月間の探究は構想され、デザインされています。

 

f:id:kaichinozomi:20161126104945j:plain

 

子どもたちにはこうした投影資料を提示しながら、全体像と現在地、次に何を学ぶのかを理解してもらっています。

 

f:id:kaichinozomi:20161126105013j:plain

 

もちろん、その裏側には教員の学びの設計図(Planner)があります。

 

こうしたプランニングによって「子どもたちに教えないのに、子どもたちがきちんと学ぶ」という状態を作ろうとしているのです。

 

最近読んだ、この本からも探究のやり方が小学校の低学年の子どもたちに対して有効であることを再確認しました。

 

 

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書)

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる!―脳を鍛える10の方法 (幻冬舎新書)

 

 

f:id:kaichinozomi:20161126105205j:plain

 

育脳という観点では、成長に合わせて力点が変わることを理解するのが重要とのことです。

 

f:id:kaichinozomi:20161126105235j:plain

 

脳の仕組みと発達のプロセスを理解していないと、

大人(保護者や教員)がよかれと思ってやったことが、子どもにとっては逆効果ということにもなってしまうようです。

 

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる ―脳を鍛える10の方法より引用

 


・本書の目的は、脳のしくみと発達過程にもとづいた、本来あるべき育脳の方法をみなさんに分かりやすくお伝えすること


・脳の発達過程からわかるのは、まず、0~3歳の子どもの脳は、神経伝達回路が十分に発達する段階にはない、ということ。そもそも未熟な脳に無理な学習を強いることは脳にとって非常につらい作業なので、教育熱心な親御さんは注意が必要です。(中略)

・一般に早期学習と呼ばれるものは、やり方によってはメリットがあるものもありますが、無理に情報を詰め込んだり、具体的な成果を求めてやらせるのはNGです。
・7~10歳以降は、親が「○○しなさい」などと指示をすると非常に嫌がるようになります。先回りして指示されたときの「いまやろうと思っていたのに」という口答えは、子どもだけでなく大人もつい言ってしまいがちなものですが、これは自己報酬神経群の働きが止まると、脳の機能が落ちてしまうからなのです。


・脳を鍛える10の方法
①物事に興味を持ち、好きになる力をつける
②人の話を感動して聞く
③損得を抜きにして全力投球する素直な性格を育む
④「無理」「大変」「できない」など否定的なことを言わない
⑤目標に向かって一気に駆け上がる
⑥「だいたいわかった」などと物事を中途半端にしない
⑦重要なことは復習し、繰り返し考える
⑧自分のミスや失敗を認める
⑨人を尊敬する力をつける
⑩"類似問題"で判断力を磨く

 

探究では、子どもたちが自ら抱いた疑問を精査し、グループで協働しながら世界の秘密を明らかにしていきます。

自分たちで選んだ疑問を解決するわけですから、もちろん主体的です。

 

また、教員としてはファシリテーション(促進)したり、プロボケーション(挑発)するわけですから、きちんと定着すべき知識を獲得させます。

 

上記で申し上げたようなプランニングがなければ、単なる調べ学習になったり、

子どもたちが主体的でも何も学んでいないという状態になってしまいますね。

 

第4章 7~10歳は自主的に勉強させる
・子どもに「勉強しなさい」と言ってはいけない

脳の発達にともなって自己報酬神経群の働きが活発になっている証拠です。(中略)
自己報酬神経群は、「自分で決めたことを自分で達成したい」と考え、「自分でやる」ことをごほうびとして機能します。
つまり、自主性・主体性を持ったときにうれしいと感じるのです。
親が「ああしろ、こうしろ」と指示することは、「自分からやる」ことができなくなることを意味します。つまり、親の指示は「脳に対して「やる気を削いで思考力を落とす」という悪影響を与えているのです。

・子どもの才能を上手に伸ばすカギとは?

 

さて、子どもの才能を上手に伸ばすカギとは何でしょうか。

 

ぜひ、本書を読んでみてください。

 

開智望小学校では日常茶飯事にやっていることです。

 

気になる方はぜひ、来週のブログも読んでくださいね。

 

それではまた!