雪わたりと概念的思考~探究型の国語を目指して

こんにちは、開智望小学校広報担当の野口です。
いつも開智望ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、毎回開智望小学校の教育について紹介しております。

 

・開智望発表会に向けて

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この絵、とっても素敵じゃありませんか。1年生が描いた絵です。

1年生ですよ!『ずうっと、ずっと、だいすきだよ』の感想を書いている時に

描いてくれました。

 

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こちらは異学年国語の様子です。3年生の女の子が皆に読み聞かせをしてくれています。

 

・探究における国語の役割

前回のブログでもお伝えした通り、2年生の探究は以下のプランで進んでいます。

 

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エクスカーション(秋の遠足)で浄水場を訪れて、川に対する知識を獲得しました。

今週と来週はResponsibility(責任)の観点で「川の水を守るために私たちには何ができるのだろう?」という探究をしていきます。

 

川のことが終わると次は雪国の探究に入ります。

理科的に雪をとらえる。

社会的に雪をとらえる。

どちらもとっても大切なことです。開智望小学校の探究では、国語の観点でも雪に対する理解や認識、感性を育んでいきます。

 

 

雪わたり (福音館創作童話シリーズ)

雪わたり (福音館創作童話シリーズ)

 

 

来週以降学校で扱おうと思っているのが、雪わたりです。小学校5年生の国語の教科書に登場します。昔の言い回しが使われていたり、多少子どもにとってはわかりにくいところがあります。

 

しかし、読書に慣れ親しみ、相当の語彙数を獲得してきている2年生の子どもたち。

きっと物語の本質的な部分に到達できると信じています。

 

・学びの設計図

 

単に読むだけではなく、私たちは考えながら子どもたちに物語を読んでもらいます。

では、どうしたら考えながら物語を読むことができるのでしょうか。

 

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教員として、子どもたちに結局何を身に付けてほしいのか、ゴールを設定します。

そのゴールにあたるのがルーブリックです。それぞれのレベルとConceptsが関連しています。

 

まず、物語の前半では物語のForm(目に見える部分)をとらえます。

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そして、だんだんと物語の核心に迫っていくのです。

 

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最後には、レベル4になることを目指して物語と対峙していきます。

今までの多くの小学校の国語は全体を理解した上で、部分をとらえていきます。

いわゆる三度読みです。しかし、私たち開智望小学校は、一読総合法というやり方で行ないます。

 

子どもたちは続きを知らないので、「次どうなるのか?」ワクワクしながら読みすすめます。そして、途中で想像したり、問いかけられて、考えざるをえなくなります。

 

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実際に子どもたちにやってみた結果はまた別の機会にご紹介しようと思います。

 

今回のブログは以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。

 

追伸:

前回のブログより

 

kaichinozomi.hatenablog.com

 

・子どもの才能を上手に伸ばすカギとは?

 

今回のブログでは、この才能を上手に伸ばすカギについて実は説明したのです。

 


7~10歳以降の育脳は、自己報酬神経群の機能を活かすことがポイントとなります。
 では、自主性・主体性を発揮させるためには、どうすればよいのでしょうか。
「指示・命令してはいけないなら、放任主義がよいのでは」―そんなふうに思う方が多いかもしれませんね。しかし、ただ放っておいてよいはずがありません。子どもというのは、さまざまなシーンで判断を誤ったり、どうしてよいかわからず迷ったりするものです。人生経験豊富な大人が上手に導く必要があります。
 自己報酬神経群の機能を高めつつ、うまく子どもを導くために、カグとなるのは、「よい質問を投げること」。

(中略)
「こうしなさい」と言いたい内容を選択肢として示したうえで、「あなたはどうすればよいと思う?」と尋ね、子ども自身に選ばせるというステップを踏むのです。

子どもの才能は3歳、7歳、10歳で決まる ―脳を鍛える10の方法

 

私たちが行う探究についてもっと知りたい方は是非来年1月の説明会にご参加ください。