第2学年 4月の授業の様子

今回のブログでは、2年生の授業の様子をお伝えいたします。

 

2年生 探究の様子

 先週、関東鉄道常総線新守谷駅へ校外学習に行きました。その目的は、電車の目的とその目的の為にどのような仕組があるのかについて調査するためです。

 私たちは電車が時間通りに来ることが当たり前だと思って生活をしています。だから、子どもたちに「本当に電車は時間通りにくるの?」と尋ねると、「事故や故障がない限りは時間通りに来ると思う」という答えが返ってきます。では、時間通りに動かなければならない理由は何なのか、電車は何のために作られたのか、そこで働く人や駅にあるものはどんな役割を担っているのか考えていきました。

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 子どもたちは、まず仮説を考えその仮説をもとに関東鉄道常総線の観察と駅員さんへインタビューをしに行きました。 

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 新守谷から帰ってきた子どもたちは、自分たちがたてた仮説のどこが不十分だったかを考えました。そのもののFormやFunctionをきちんととらえて考えられた仮説と、そうでないものでは考えの深まりが異なることが分かりました。

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 駅長さんから「電車は遠くまでたくさんの人を運ぶという目的のもと動いているのだよ」と教えていただきました。しかし、電車の目的はそうだとしても、その裏にある人間の思いというものまで考えなければなりません。電車という仕組みを作る裏には、我々人間の「便利を追及したい」という思いがあるということに子どもたちは気づき始めています。

つぎに、スーパーやコンビニには、どんな目的がありその目的を達成するためにどのような仕組みがあるのかについて探究をします。  

 私たちが普段気にも留めないスーパーやコンビニの陳列棚に注目させて、 コンビニエンスストアが商品を売るために仕組みと、その商店に関わる人と担う役割を中心に探究をしていきます。

 実際にコンビニエンスストアへ行き、陳列棚の配置を観察したり店員さんにインタビューをしたりすることで、お客さんが商品を購入しやすいようになっているのか、どのような陳列をすればたくさん商品を購入してもらうことができるのかを学びます。

 実際に行くことでお客さんの立場からだけでなく、店員という立場からも、コンビニの商品やシステムを見て考えることができると思います。

 電車の時と同様に、コンビニやスーパーは、私たちの生活を快適に便利にしたいという考えのもとシステムが作られているということに気付かせて、大きな目的のために私たちは様々なシステムを作り出しているというセントラルアイディアにつなげたいと考えています。

 

2年生 国語の様子

 2年生の国語では、「春がいっぱい」という単元からはじまりました。まず、「春ってなんだろう」と子どもたちは考え、春に関する既有知識を自分たちで引き出していました。子どもたちは、桜やチューリップなどの春に咲く花や、入学式、運動会のような春の行事を思い出していました。

 そうして春についての知識を確認したあと、「春さがし」に出かけました。

 子どもたちは様々な「春」に対して視覚・聴覚・嗅覚・触覚(そして味覚)の五感を駆使していました。春の花を摘む子もいればテントウムシを触り、どのように動くのかを観察する子、バッタを捕まえるのに大忙しな子もいました。

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 あふれるほどの好奇心を持っている彼らは、まさしくInquirers(探究する人)の体現と言えるでしょう。

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 春のForm(特徴・形や見た目)を感覚で捉えた次は、Reflection(振り返り)として表現活動を行いました。「春の詩をかこう」と子どもたちに投げかけ、子どもたちは感じたままを言葉にのせて書いていました。

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 次の単元は、物語教材の「ふきのとう」をつかった単元です。前単元と同じく、春をテーマにした教材文ですが、今回のメインの言語活動は「音読劇」としました。

 子どもたちは、「音読劇をするためには、登場人物のことを知らないといけない!」「どうやったら登場人物のキャラクターを上手く表現できるかなぁ?」と試行錯誤しながらそれぞれグループに分かれて音読を繰り返し練習していました。

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 先日行われた「音読劇発表会」では、自分たちの捉えた登場人物の特徴や気持ちを込めて発表することができていました。

 発表中につまってしまった子に対して同じグループの子が、「ここをこう読むんだよ!」と小声でアドバイスしている姿も見られ、Carig(思いやりのある人)の芽吹きを感じました。

 

今後の活動が楽しみです。